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2014年09月08日(月) 14:27 | おしらせ, アフリカ, アフリカルチャー, イベント ,

サハラの遊牧絵巻 「イヘーレン岩壁画写真展」へのお誘い(東京と京都で開催)

【5年前の投稿】

※このイベントは終了しました。ご来場いただき誠にありがとうございます。

石川町での6日間が無事に終了しました!

横浜のみなさまのご来場に、心より感謝申し上げます。

期間中は向かいの「山手イタリア山庭園」や近くの中華街のほか、お客さまオススメの山手のパン屋さん、昨年以来の野毛の都橋商店街(「はる美」さん)にも行きました。通りがかりの地元の人も、いろいろと親切に教えてくださいました。横浜にすこしずつ明るくなってきました!

今週からはしばらくアトリエ@南青山で過ごします。

イヘーレン岩壁画写真展

さて、「アフリカ」の縁で、写真展の企画に微力ながら協力させていただく機会がありました。

英隆行(はなふさ・たかゆき)さんという、サハラ沙漠をこよなく愛する写真家の方によるプロジェクトです。


(ロバって、けなげ…。)

イヘーレン岩壁画写真展 ~5000年の時を超え、緑のサハラが甦る~

アフリカ大陸の三分の一を占めるサハラ砂漠は、現在では極度に乾燥した不毛の大地ですが、緑豊かな時代もあったことをご存知でしょうか。その証に、石器時代の人々が描いた岩壁画がサハラ各地に遺されています。中でも、サハラ中央部のタッシリ・ナジェール台地には、紀元前6000年頃から紀元ごろまでに住んでいた人々が描いた岩壁画が15000点以上も遺されていて、世界遺産にも登録されています。

イヘーレン岩壁画は、その中のひとつで、「サハラ砂漠で発見された壁画で最も優れた作品。新石器時代写実派の代表作」(フランスの考古学者アンリ・ロート)とも賞賛された先史美術の傑作です。紀元前3000年頃の作とする説が有力ですが、キリンやライオンなど草原の動物、牛とともに移動する人々、キャンプ地に着いてテントを設営する女性たち、集まって憩う人々など、新石器時代の遊牧民の生活が余すところなく、見事な筆遣いで描かれています。

画像をズームで閲覧できるFlashのページもあります。

女性も男性もおしゃれに描かれてます。いまは砂漠化したためその地域に生息していない、キリンなどの動物たちも。英さんが「サハラ遊牧絵巻」と記しているように、物語性も感じる、五千年前の美しいアフリカ絵画です。

これだけ優れた岩壁画が世に知られていません。日本では、ほとんど情報もありません。そこで、この壁画を写真展で紹介することは意味のあることではないかと考えました。しかし、部分的な写真や模写では、全体を理解することもできないし、この壁画のすばらしさも十分に伝わりません。実写、模写ともに実物大で展示してこそ価値があると考えました。

以来、このプロジェクトの実現に3年間かかりました。まず、模写を所蔵するフランス国立人類博物館との交渉が難航しました。というより相手にされずに苦労しました。ようやく人類博物館の協力を取り付けると、昨年1月にアルジェリアで日本人の犠牲者が出るテロ事件が起こりました。イヘーレンから350㎞ほどのところです。南部の砂漠地帯への入域制限が厳しくなる中でビザの発給が危ぶまれましたが、なんとかビザを入手でき、昨年12月に無事撮影することができました。

こうして英さんのご尽力の結果、実物大での展示が、東京・築地にあるタイムドーム明石(9月17日~21日)と、京都文化博物館(10月9日~13日)で実現します。

 
フライヤーのPDF

入場無料です。サハラに、アフリカに、アートに興味のある方は、この機会にぜひ。私は東京会場に行く予定です♪

『イヘーレン岩壁画写真展 ~5000年の時を超え、緑のサハラが甦る~』

 
2014年9月17日(水)-21日(日)
タイムドーム明石 東京都中央区明石町12-1、中央区立郷土天文館6F 
TEL: 03-3546-5537
入場無料 開館時間10:00~19:00 土曜~17:00 最終日~16:00 

2014年10月9日(木)-13日(月)
京都文化博物館5F 京都市中京区高倉通三条上る 
TEL: 075-222-1771
入場無料 開館時間10:00~18:00 最終日~16:00

協力 フランス国立自然史博物館―人類博物館 模写写真提供
後援 アルジェリア大使館、日本アルジェリア協会

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梅田洋品店の梅田昌恵です。アフリカ諸国へユニークな布や雑貨を買い付けに行き、南青山の小さなアトリエでオリジナルのファッションアイテムに仕立てています。このブログではアフリカのこと、作品のこと、イベントやオンラインショップからのお知らせなどを綴ります。

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