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2007年03月12日(月) 13:40 | アフリカ ,

仕入旅・ブルキナファソ篇(2)

【17年前の投稿】

ブログと店舗の移転(2012年)以前の記事です。画像が表示されなかったり、情報が古い場合があります。アフリカで撮った写真は、近いうちに別ページにてまとめるつもりです。

ワガドゥグ日記、2回目です。
本来マルシェ(市場)が宿の近くにあったのですが、
数年前の火事で閉鎖されてしまったそうです。
それでも街のあちらこちらに小さな商店や露天商が。
道中、物売りの人たちに次々とプレゼンされます。
イチゴ、CD、本、サングラス、服、携帯電話用プリペイドカード・・・
それにしてもアフリカでお決まりの「おい、シノワ(中国人)」とか「ジャポネ(日本人)か?」という呼びかけには、ああここでもそうなのかとウンザリ・・・。
生地屋さん
「セコンビヤン?(おいくら万円?)」
でも返答されてもうまく聞き取れなかったり・・・悲しい
紙幣
そこで電卓か紙とペンで交渉をします。
たまに数字が書けない人もいたのですが、
そういう人は実際の紙幣を広げて教えてくれます。
私はうんうん、と首をふったり、安くしてよ~のジェスチャーをしたり。
もう、こうなったら日本語です!
「ねぇねぇムッシュー、頼むよ~お願いしますよ~。」
案外、通じたような気がしたのは気のせいかしら。
いま、数字が書けない人がいたことを書きました。
でももちろんお金の額面価値は認識してるようでしたので、
たんにその人に書く習慣がなかっただけ??
それはともかく、この国の識字率はたいへん低いようです。
サンカラ大統領の時代(約四年間)は識字率もアップしたと聞きましたが、
きっと多くの国民が初等教育さえも受けられないのでしょう。
ストリート・チルドレンも結構いました。
その点についてはガイドの青年も憤ってました。
「結局20年間何も変わってないんだ!」
「でも今の大統領は支持されてるんじゃない?だって大統領の顔をプリントしたTシャツ着てる人が結構いるし」と訊いたら、
「あれは前回の大統領選挙のとき、無料で配布されたものですよ・・・」
とのことでした。
日本で政治家が同じことやったら公職選挙法違反で逮捕ですねバッド
それにしてもすべての子供に学校教育の機会があるべきだ、と私も思いました。
でも若いガイドさんみたいな考え方をする人が多くなれば、きっと変わってゆくことでしょう。
アクセサリー屋さん
アクセサリ
東アフリカとはちょっと趣が違う逸品があります。

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梅田洋品店の梅田昌恵です。アフリカ諸国へユニークな布や雑貨を買い付けに行き、南青山の小さなアトリエでオリジナルのファッションアイテムに仕立てています。このブログではアフリカのこと、作品のこと、イベントやオンラインショップからのお知らせなどを綴ります。

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