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2006年02月15日(水) 11:02 | アフリカ ,

仕入れ旅の報告 その3

【18年前の投稿】

ブログと店舗の移転(2012年)以前の記事です。画像が表示されなかったり、情報が古い場合があります。アフリカで撮った写真は、近いうちに別ページにてまとめるつもりです。

旅の前からずーっと楽しみにしていたことがありました。
それは、おいしいものを食べること。
・インド洋の魚を食べる。
・一日ひとつマンゴーを食べる。
・スパイスアイランド=ザンジバルでスパイス・ティーを飲む
などなど、マーケットやスーパーに行くのも楽しみのひとつでありました。
道端ではチャパティを手でこねて焼いているおねーさんがいたり、
マンゴー売りは自転車にカゴを載せたり、一輪車に積んだりしてに売り歩いています。
アフリカ産のマンゴーは大きい(もちろん小さな品種もあります)。
そしておいしい。

到着して最初にマンゴーの相場を確認し、毎日食べ続けました。
他にもパッションフルーツ、パパイヤ、プラム、焼いたバナナなど、どれも味が濃く、満足でした。

ザンジバルで一番おいしかったのがこのパンです。
大きさは20cm×5cmくらい、ちょっともちっとした食感。
市場ではこのパンを大きなカゴに乗せて売り歩く人がいました。
外国で食べるパンって本当においしいと思います。
原料がいいから?湿度?日本のそれとは違います。何故でしょう?
きっと太陽の日差しが強いから穀物に日が沢山当たり、美味しいんだ!
と思っていましたが、その後東欧で食べたパンも美味しく、
太陽の光はあまり関係ないのでは?と思いました。うーん・・・・・

ザンジバルに滞在中はここでパンを買っていました。
宿の近くの食料品店、たたみ2畳くらいのところにコーヒー、紅茶や乾物などが並んでいます。
お店の後ろに住居があるようです。これは日本の昔ながらの商店にも良く見られる風景ですね。
外国人用のちょっと高級なレストランでは味付けが濃く、素材がいいのにもったいないなー、というところでしょうか。
現地の人向けのランチセット魚とカレーセットがほどよい辛さでおいしいです。
ちなみにこの魚、歯がぎざぎざで人相が悪い。

ザンジバルで逢ったドイツ人の女性はダルエスサラームに帰るフェリーの中で「東海岸は素敵だったわー」ときれいな海の様子に感激していました。
ザンジバルで何をしていたのか聞かれ、
海水浴も楽しまず、お土産屋さんやマーケットばかり通っていた私を不思議がっている様子でした。
海や歴史的な建物そっちのけでスーパーや布マーケットに通うのがなによりの楽しみなのでした。

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梅田洋品店の梅田昌恵です。アフリカ諸国へユニークな布や雑貨を買い付けに行き、南青山の小さなアトリエでオリジナルのファッションアイテムに仕立てています。このブログではアフリカのこと、作品のこと、イベントやオンラインショップからのお知らせなどを綴ります。

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