こんにちは、11月1日から12月3日頃まで一時休業する梅田洋品店です。
10月は前半に寒い北海道、後半は暑いカンボジアにそれぞれ1週間ほど滞在しました。
札幌と紅葉と
今回の札幌Pop-upショップもたくさんの方にご来場いただき、また、助けていただきました。ありがとうございます!
この紅葉の景色が、飛行機で6時間ほどの地域に行くと……。
カンボジアの○○が好き
カンボジアへは、首都プノンペンに用事があって行ったのですが、せっかくなのでシェムリアップのアンコールワット遺跡も観光にいきました。
ところで、寺院でスマホをいじる若いお坊さんをちらほら見かけましたが、どうなのでしょう。「お布施ゲットなう」とかツイートしてたらいやです……。
そんな遺跡のほか、名産のシルク、胡椒、はたまた王宮やイオンモールなども楽しむことができましたが、
……個人的にはクメール料理が最高でした。
レストランで食べた「アモック」や「カエルの足のお粥」もですが、滞在先の家庭で出た塩辛「プラホック」、そしてバナナとタピオカのデザートも美味しかったです。
お世話になった方へのお礼に「巻き寿司」を作りました。
アンコールワットでは、プロフェッショナルなトゥクトゥクのドライバーさんにもお世話になりました。英語を話し、街や遺跡に詳しく、よく気が利く方なのですが、さらに中国語を学んでるとのこと。
好調なカンボジア経済ですが、こういう意欲的な人がたくさんいるとますます発展するのでしょうね(最近、独裁的な政府が野党やメディアを弾圧してることは、経済に水を差すことになると思うのですが)。
10月のアフリカニュース
また食の話から…。
ボーディンさんのおすすめ
アメリカのシェフでベストセラー作家のアンソニー・ボーデインさん。
世界中で食事をするテレビ番組でも有名ですが、このたびついにナイジェリアへ。
「ナイジェリアのペペスープ(牛テールスープ)は最高」だそうです。
私もはやく味わいたいです。
著作もおすすめ。
邦訳すべて読みました♪
ボーデインさんが原作のこの漫画(グラフィックノベル)も気になってます。
バトル寿司職人ジローのお話……?
アフリカ人の名前
私はアフリカ人に名前を伝えるときに、「私の名前はマサエ。『マサイ(民族)』と似てるでしょ」と言って覚えてもらってます。
さて、カンボジア行きの機内では(『ワンダーウーマン』のほかに)、『The Big Sick(邦題未定)』というアメリカ映画を観ました。
実話を元にしたロマンティック・コメディです。観たかった話題の映画なのでラッキー♪
人種差別をユーモアでお返しするパキスタン出身の主人公。見習うべき点がたくさんある作品でした。
ところで、主演&脚本のクメイル・ナンジアニがアメリカのトーク番組に出演した際に「Kumail」という名前のスペルの難しさをいじられてました。
同じ番組で以前、ケニア人女優「ルピタ・ニョンゴ」のスペル(Lupita Nyong’o)を一般人が答えられたら賞金獲得、というコーナーもありました。
この番組好きだけど、こういう「外国人いじり」はなんだかなぁ、と思っていたところ、おもしろい動画をみつけました。
Netflixのドラマ『オレンジ・イズ・ニューブラック』に出演してるナイジェリア系アメリカ人女優のウゾ(ウゾアマカ)・アドゥバ。
彼女が幼いころ、「ウゾアマカ」を学校で正しく発音してもらえず、お母さんに不満を伝えたところ、こう諭されたそうです。
「『チャイコフスキー』、『ミケランジェロ』、『ドフトエフスキー』も、教われば言えるようになるんだから、あなたの名前も教わればきちんと言ってもらえるよ」
会場のリアクションもいい感じです。
今月はこんなニュースも
●タンザニア大統領は月給$4,008(前任者の1/4との噂)
汚職や贅沢と戦うマグフリ大統領。あだ名は「ティンガティンガ(ブルドーザー)」。
自分の月給を公開した上、日本円で45万円くらいにしたのですね。アフリカのリーダーで最安レベルに。「世界一貧しい大統領」と呼ばれたウルグアイのムヒカさんを思い出しました。
ちなみに、安倍首相は月給200万円強。マグフリさんの前任のキクウェテさんもそれくらいもらっていたそうです。
●体がつながったタンザニアの姉妹、大学生に 「皆に同じ権利」
親に捨てられたところを、カトリック団体が支援。
「いつも仲が良いわけではない」とのことですが(正直!)、なんとかなっているようでまずはよかったです。
●ムガベ大統領を親善大使に指名、批判招き再考表明 WHO
事務局長さん、空気が読めなかったようですね。
●全員、人殺し。「ヤバい人たちのヤバい飯」を知るヤバいグルメ番組がマジでヤバい
墓場で暮らすリベリアの元少年(少女)兵たちのパートを、たまたま観ました。インパクトの強い映像でした。
それでは12月に!
11月はアフリカへ買い付け出張します(出張先の国はお楽しみに。現地からフェイスブック投稿かインスタグラム投稿かツイートします)。
繰り返しになりますが、梅田洋品店はアトリエもオンラインショップも12月3日頃までお休みします。どうぞご了承ください。
そして、12月からのアトリエは「完全予約制」へと移行させていただきます。
お客さまには、特別な時間にじっくりと、作品やオーダー用のサンプルをご覧いただけるようになります。
梅田洋品店としては製作時間の枠が広がることになりますので、これまで以上に愛される服作りに励むようにいたします。
電話のほか、オンラインでも予約できるようにするつもりです。
12月からの梅田洋品店をお楽しみに!