2014年ケニアだより(1)

モンバサ

🙂 新年初の、久しぶりのブログです。今年もどうぞよろしくお願いします。

Facebookでは少し前から写真を投稿してますが、現在ケニアに来ています。

2006年のタンザニア以来の東アフリカ!「ケニアにいつ行くの?2014年でしょ!」と昨年なぜかひらめいたので、今回やってきました。

ケニアのコカコーラ

日本ではアフリカのなかで一番メジャーな国かもしれませんね、ケニア。昨年、独立50年周年を迎えました。国土は日本の1.5倍で、人口は三分の一。お札は基本的にすべて初代のケニヤッタ大統領。

ケニアの紙幣
あ、200シリング紙幣を撮り忘れました。裏面はコットン摘みの男女です。

スーパーに行くと紅茶をはじめ「メイド・イン・ケニア」の製品がたくさんあるので、やはりアフリカの中では比較的豊かな国なのだと感じられました。

ケニアの紅茶

ただし、都市犯罪が多く報告されてますし、隣国ソマリアのイスラム勢力との対立もあり、昨年はショッピングセンターでのテロも起きてます。日本のガイドブックには「首都ナイロビでは昼間でもタクシーを使い、出歩かないように」といったふうに書いてあります。

私はいまは第二の都市のモンバサという港町にいます。ここでもホテルや銀行の前など、警棒、金属探知機を持った警備員が多くいます。銃を抱えた警官もよく見かけます。

なので、いままで買い付け旅で訪れた約10カ国の中で、もっとも緊張しながら過ごしてます。とはいえ、この港町の人たちは落ち着いた様子だし、旅行者にとてもフレンドリーなので、徐々に私もリラックス。

かわいいトゥクトゥク(幌付き三輪バイクのタクシー)がたくさん走ってます。
モンバサ

と感じていたその矢先、モンバサ中心部 で「催涙ガス騒動」に巻き込まれました。
バス停でマタツ(乗合バス)に乗ろうとしたら、路地からたくさんの人が走って逃げてきました。

慌ててマタツに飛び乗りましたが、バババババッという機関銃の…いえいえ、窓越しによく見ると、たんに店舗がシャッターを降ろす音でした。。

隣席の人に聞いたら、警察による露天商の一斉取り締まりで、催涙ガスを放つのでみんな逃げ出し、正規の店もシャッターを閉めたのだとか。まぁよくあることだよ、というような物言いでしたが、翌日の新聞一面に事件が載ってました。

「行商人と警察が衝突」という見出し。数名が怪我、逮捕。どちらにも正当な言い分があるようです。
ケニアの新聞

🙁 「行商人たちの暴動」とテレビニュースでも取り上げられてました。

このような残念な一コマもありますが、停電も少ないし、Wi-Fiもそこそこ速いし、赤道直下で暑いけれど湿気は肌によいし(?)、なにより大好物のマンゴーほか果物の味は最高レベル! 買い付けも順調で、モンバサではおおむね快適に過ごしております。

モンバサ

報告続きます!