2013年、ミシン作業中によく聴いた音楽トップ5


今年、ミシンやアイロン作業中によく聴いたアルバム5つを選んでみました。

1. 映画サントラ『Amandla!-a Revolution in Four Part Harmony
2. マフィキゾロ 『Reunited
3. オリーバー・ムトゥクジ『サラウォガ
4. ヴァレリー・ジューン『Pushin’ Against A Stone
5. チウォーニソ『レベル・ウーマン

1. 映画サントラ『アマンドラ! 希望の歌』

南アフリカの元大統領マンデラさんは今月5日に95歳で亡くなりました。

訃報の直後によく聴いたのは、10年ほど前の作品ですが、アパルトヘイトについてのドキュメンタリー映画『アマンドラ! 希望の歌』のサウンドトラック。どの曲も心に響きます。

1曲だけ選ぶのは難しいですが、今日のフィーリングに従えば、ミリアム・マケバの曲でしょうか。
Beware, Verwoerd! (Ndodemnyama)

2. マフィキゾロ『Reunited』

やはり南アフリカですが、マフィキゾロの久々のアルバムもよく聴きました。

アルバムの中から「KHONA」がPVになってます。「個人的にオススメの南アフリカのミュージシャン(男性篇)」でも書きましたが、この曲は傾向がちょっとちがう感じ。アイロンをかけながら踊ってしまいます。

3. オリーバー・ムトゥクジ『サラウォガ』

8月にはジンバブエのスーパースター、オリーバー・ムトゥクジが初来日。CDにサインをもらえて、お話もできました。

最近UPされたこの動画、いいですね。

4. ヴァレリー・ジューン『Pushin’ Against A Stone』

アフリカ音楽ではないのですが、よく聴いたので特別エントリー。

アメリカ・メンフィス出身のシンガーソングライター、新人さんです。たまたま音楽ストアをぶらぶらしていたら、彼女のCDジャケットが目に止まりました。

ドレッドロックスとキュートな横顔。渋いブルース、ユニークな声。インタビューによると、髪は10年くらい伸ばしているそう。

5. チウォーニソ『レベル・ウーマン』

今年は個人的には、ナイジェリアの作家チヌア・アチェべ、南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラなどアフリカの著名人のほか、身近な友人やお世話になった方もほんとうに次々と失った悲しい年でもありました。

ジンバブエのチワニソ(チウォーニソ)もそのひとりです。亡くなったのは7月。1月上旬に現地で会ったのですが、私の帰国直後、同月の22日に撮ったビデオがYouTubeにアップされてました。この映像を観ると、突然の死がよけいに信じられません。

このアルバムは2008年の作品ですが、遺作となってしまいました。

選んでみたら、南部アフリカの二カ国に偏ってしまったようです…。今年はなぜか西や東のアフリカ音楽とよい出会いがありませんでした。アフリカというより、アメリカっぽい洗練されたHIPHOPを多く見聞きするようになった気はします。

明日は2013年最後の営業日です。新年1月は買い付けにつきお休みいたします。「いってらっしゃい」とお客さまに言っていただける今日このごろです。ありがとうございます!