偶然ふたりとも同じストール!
Agatheさんの作品は一昨年にパリで見て一目惚れしました。
色使いや配色がとてもステキ。
当店での取扱いをお願いし、おつきあいが始まりました。
今回、フランス南部の都市モンペリエにある、彼女のおうちに泊めていただきました!
私にとって初めての南仏訪問です。
家から見える教会とレンガ屋根の家。
19世紀の建物が美しい迷路のような街です。
建物全体がクリーム色なので、明るくなんだか開放的。
十数年前に壁をクリーム色に塗るように決められたとのこと。
画家としても活躍しているAgatheさん。
こんなところに毎日住んでいたら芸術センスが磨かれること間違いなし…!
家の近くのアトリエに連れて行ってくださり、新しいコレクションやポートフォリオを見せてくださいました。たくさんの絵もありました。
今年はパリで絵の展覧会をされるそうです。
これはAgatheさん所有のカンガ。
「時は金なり」。ユニークな柄です。
Agatheさん、数百本にも及ぶオリーブの木も育てています。
ある日はご家族とオリーブオイルを瓶に詰める作業をしていらしたので、私はシール貼りを手伝いました。
地中海的豊かさ…。
市内から車でリゾート地や教会などにも連れて行ってくださり、とても充実した滞在となりました。
この池には日本から来た鯉がいました(カメラの設定ミスでちょっとピンボケ)。
お礼に手巻き寿司を作りました!(ちなみに昨年も… 笑)
一緒に戻ったパリではAgatheさんの親類や友人を紹介してくださいました。
印象的だったのは、在仏イラン人アーティストの、大学生の娘さんのお話。
彼女はペルシャ語がいかに美しい言葉かを教えてくれました。
たとえば、主催者がパーティで席を立つ時には、
「あなたたちに背中を見せてしまってごめんなさい」といい、
それに対してお客は
「いいえ、美しい花には前も後ろもありませんよ」
と応じるのだそうです。
帰りに彼女から小さいノート型のピアスに
「人生は美しい」
と日本語で書いてほしいと頼まれました。
出会った世界中の人々から書いてもらっているそうです。
Agatheさんとは趣味や価値観などがぴったりとあい、ビジネスのこと、お互いの国のことなど話がつきませんでした。
「次回はいつ会えるのかしら…」と思うとお別れが辛かったです。
本当に素晴らしい出会いとなりました。
Merci beaucoup, Agathe!
…いよいよ次回はGhana篇へ!