2016年も今日で最後となりました。
個人的には今年は春と秋の2回、アフリカ3ヶ国(南ア、ガーナ、コートジボワール)への出張もあり、移動の多い年でした。
国内では、東京、静岡、愛知、宮城、北海道で販売会を開催。
各地でお世話になりました。
一年間、ほんとうにありがとうございます。
2017年もよろしくお願い申し上げます。
新デザインのバッグやワンピースを発表していきますね。
1月20日からは札幌で3日間のセミオーダー会です♪
12月も気になるニュースがいろいろありましたよ。
偽のアメリカ大使館とオランダ大使館を閉鎖(ガーナ)とか、中国からコメを密輸したらプラスチック製だった(汚染米説も)(ナイジェリア)とか、サッカーで正式に魔法が禁止になった(ルワンダ)とか……。
もちろん(「魔法」以外は)犯罪ニュースばかりですが、ボコハラムや南スーダンのニュースにくらべると、不謹慎ですがつい笑ってしまいました。
ガーナで買った例の「貴金属を吐く娘」の本を読みました。
絵本というより、挿絵入りの児童書です。
『ねたむ継母』といったタイトルですが、「継母」というか、勤勉な農夫オバリマさんの第二夫人なんですよね。嫉妬深くて怠け者、という設定です。
「オバリマさんの妻は二人いました」……と冒頭にさらっと書かれてますが、一夫多妻婚が残るアフリカならともかく、日本の児童が読んだらびっくりするかもしれません(そういえば、日本も身分の高い人は妻が複数いたはずですが、昔話にはほとんど出てきませんね)。
内容に照らし合わせると、どうやら表紙の右手前の人は第一夫人(働き者)で、「ねたむ継母」は左後方の人のようです。
中身を読むまでは、逆だと思ってました。ちょっと紛らわしい構図です。
さらにいえば、右手前の第一夫人はなにか「悪だくみ」をしてるのかと思ってましたが、純粋に喜んでる表情のようです。
なお、表紙には描かれてませんが、意外な生物も登場します……明かしてしまうと、それは気のよさそうな「恐竜」なんですが……続きはアトリエで(新年は6日からOPENです)。
ところで、ガーナは先日、いたって平和に政権交代をしたようです。
選挙によって国が荒れることを心配する人もいましたが、あのワラの精霊の儀式が効いたのかもしれませんね。
大統領選挙といえば、ガンビアの文字の読めない有権者も投票しやすい「ビー玉を使った投票」も興味深いニュースでした。
アフリカさんには10年連続で通わせていただきました。
2017年も、きっとお邪魔させていただきます!
梅田洋品店の梅田昌恵です。アフリカ諸国へユニークな布や雑貨を買い付けに行き、南青山の小さなアトリエでオリジナルのファッションアイテムに仕立てています。このブログではアフリカのこと、作品のこと、イベントやオンラインショップからのお知らせなどを綴ります。