「揚げた魚とヤム芋とプランテーン(調理用バナナ) with パラバソース(ほうれん草のスープ)」ですが、量が多すぎて食べ切れません。
こんにちは、一時休業している梅田洋品店です。
ただいま買い付け出張中です。
今回は複数の国を訪ねる旅なのですが、最初の訪問地としてガーナの首都アクラに来ております。
2008年と2011年にも来てますので、今回は3度目。
5年前は石油が出たりしてガーナの経済成長が10%を超える絶好調の時期でしたが、いまは4%くらいに落ち着いてきたようです。
とはいえ街の道路は以前よりも整備され、信号機もビルも増え、順調に発展している印象。
もっとも、ストリートチルドレンや渋滞が多いのは相変わらずですし、物価だけ上がって庶民の所得はそのまま、という話も聞きましたが…。
大統領選挙が12月にありますが、民族や宗教の対立もないし、最近は平和に政権交代もできているので政情に不安はなさそうです。
昨日は「選挙の平和を祈る(誓う?)精霊の儀式」に遭遇、興味深い動画も撮れたので帰国したら紹介しますね。
今月は上旬に札幌でポップアップショップをしたのでした。
ご来場ありがとうございます!
東京に戻る前に、洞爺湖方面へ行き、「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山を眺めて心身を癒しました。
ヤギはアイスクリーム屋さんの敷地内にいました(偶然ですが配色が私の服と合ってる?)。
東京に戻った時も北海道とは気温差を感じましたが、乾季で30度超のここガーナと比べたらさらに別世界ですね(笑)。
梅田洋品店はお休み中ですが、バッグ、ポーチ、ブックカバーなどの作品は横浜美術館のギャラリーショップさんで元気にしてます。
ナイジェリア出身のインカ・ショニバレ MBEさんの作品も。
「文化の日」の11月3日(木祝)は無料で鑑賞できるそうですよ!
「横浜美術館 企画展 BODY/PLAY/POLITICS」、会期は2016年12月14日(水)までです。
今月のアフリカは、カメルーンで列車の大事故、エチオピアでは反政府デモで非常事態宣言、ナイジェリアではイスラム過激派に拉致されていた少女たちの一部が解放、などありましたが、日本では「南スーダン」がいちばん目にした国名だった気がします。
自衛隊が平和維持活動で南スーダンの首都ジュバに派遣されてますが、現地では7月に武力衝突(270人以上死亡)が発生したのでした。
南スーダンPKOは維持できる現状なのか? 「戦闘と衝突」「駆けつけ警護」(THE PAGE) https://t.co/YZj4nEkH63 #thepage_jp
— THE PAGE(ザ・ページ) (@thepage_jp) 2016年10月27日
「自衛隊は戦闘地域にいてはいけない」という決まりですが、政府は派遣のメリットを信じてるので、首相と防衛大臣が「あれは戦闘行為ではなく衝突」と言ってましたね。
もちろん、ツイッターは「侵略ではなく進出」「撤退ではなく転進」「敗戦ではなく終戦」といった揶揄であふれました。
「核発電」ではなく「原子力発電」と呼ぶのも似たようなことかも。
このままいけば、「自衛隊」もほとんど「ふつうの軍隊」の言い換えに?
ことばの解釈はともかく、日本と南スーダンと、自衛隊員の命が心配です。
無事に抜くことができてよかったです。
ところで、サギがサイの近くにずっといます。
心配そうに見守ってるように見えますが、実際は…?
南アジアや、アフリカなどでは、アマサギは、ウシ、スイギュウ、サイなどの大型草食獣と、よく一緒にいます。それには、二つの理由があると考えられます。
一つは、草食獣の皮膚の寄生虫を捕るためです。むろん、アマサギにしてみれば、食べるために捕っています。草食獣は、寄生虫を除いてもらい、アマサギは、食べ物を得るわけです。双方が幸せな、相利【そうり】共生関係ですね。
もう一つの理由は、大きな草食獣に驚いて、飛び出す昆虫などを捕るためです。この場合、小動物が驚くものであれば、草食獣でなくてもかまいません。
なるほど〜!
買い付けに精を出しつつ、毎日バナナやパパイヤを食べてます。
私の好きなマンゴーは残念ながらまだ旬ではないのですが、めげずにアフリカの大地を歩みます。
時間を見つけてFacebookやインスタグラムにも写真を投稿しますので、お楽しみに!
※字句を若干修正(11/02)
梅田洋品店の梅田昌恵です。アフリカ諸国へユニークな布や雑貨を買い付けに行き、南青山の小さなアトリエでオリジナルのファッションアイテムに仕立てています。このブログではアフリカのこと、作品のこと、イベントやオンラインショップからのお知らせなどを綴ります。